基礎と地盤・・建物を建てる地盤について

 建物の強度は勿論のことですが、今まで余り関心を持たれなかった地盤について関心が高いのです。 建物が耐震化してあっても液状化現象や地すべりのために足元が崩れてはなんにもなりません。

 造成した埋め立て地、地盤の弱い土地(元の土地が砂地、泥濘地、湿地、湖沼、川、池などとその近辺)はただ土を盛るだけでなく 地盤強化が必要です。万一の場合、後悔しないためにも地盤改良をお奨めします。 そして、崖ぎわ、山ぎわ、勾配の大きな傾斜地、低地で浸水しやすい所などは建築は避けるべきです。

大規模造成地の土地を購入、新築する場合、地盤改良がどのようにされているか確認する必要があります。 個人で購入した土地は、地盤改良が必要かどうかも専門家に相談すべきです。 地盤改良も色々な工法があり、コストと土地にあった工法をお奨めします。

基礎工事
 [凍結深度]基礎工事費は当然ながら、建物の規模(大きさ)と地域(寒冷地や温暖な地域)によっても 違います。寒冷地は温暖地に比べて布基礎の高さは(地中の見えない部分も含め)当然深くなり、コストも違います。
同じ規模の建物であっても温暖な地方と北海道では基礎工事費は当然コスト高になります。

最近は布基礎部分を高くして(GL 2.5~3m)その基礎の上に平屋の建物を乗せるケースがあります。斜面の土地や多雪地方や 低い土地には有効です。階下の基礎部分をガレージや物置や部屋を作ることもできます。
ガレージやミニログハウスなどの小型のログの基礎にはブロックなどを利用することもできます。


凍結深度
 聞き慣れない言葉と思いますが、北海道や東北地方の寒冷地や 本州山間部や高緯度地域では(冬季の土地凍結で基礎の異常・・基礎がもりあがる・・を防止するため) 地域に応じた深さにしたものでなければなりません。 この凍結深度は各自治体によって決められていますので、役場の建築担当課に問い合わせればわかります。 例:北海道の南部では凍結深度は60cmです。

地盤改良
 山を造成した宅地、左の削った平坦部分は頑丈です から建物を建てる場所に向いています。右側の盛土した部分は地震や大雨の時に土砂崩れを起こしやすいので、 補強する。(補強の工法は色々あります)
 山に限らず埋立地(湿地、川、海沿いや低地など)は補強してあれば「液状化現象」防止などにも有効です。 (こういった工事は個人が土地を購入した場合に限られますが、大規模造成地の区画を購入する場合、このような 地盤強化がされているかどうかを確認する必要があります。)
 元の土地が田んぼや(その前は湿地や湖沼であった土地もある) 川沿い、海沿いの埋立地の場合、液状化現象が起きやすいと言われています。 このような土地に建築する場合は布基礎の下にパイルを打ち込んだり、コンクリートを流し込んで地盤を強化します。
地盤強化の方法は色々な工法があります。

施工中の基礎・・地域や予算で決める
雪の多い地域の高基礎 これは標準の高さの基礎
雪国の高い基礎の一例 標準高の基礎の施工中
高い基礎で階下をガレージや部屋に!雪国はこれがベスト 高意基礎の施工中GL200~300cm
コストは当然かかる
上記の建物の完成 雪がほとんど降らない地区
雪の多い地方は基礎部分を1Fに2Fに平屋を乗せるのはコスト上もベスト 雪の降らない地方は標準の高さで
標準より少し高い基礎
GL1.2mほどの中間的な高さ、高いと階段の上がり降りが高齢者には大変 これは標準の高さ


  
*建物の本体は、布基礎が必要、テラス部分はボイド管や束石で独立基礎を 建てます。雪の多い地方では布基礎部分を高くして雪に強い構造はベストです。
*基礎工事はプロに任せるのが安心ですが、ガレージやミニログなどはブロックなどを使用するとアマチュアでも 比較的簡単に施工できます。